人気ブログランキング |

 5月19,20日で行った「富山・能登・従業員研修会」の最終話は、「海藻そば」のご紹介です。今回の旅の大きなテーマは「ブラタモリ」風にご紹介すると、「海藻のまち笠島と能登は、どう繋がっているか?」でした。柏崎市の中でも独特の「海藻文化」を育んできた笠島。そのルーツは「能登から来たのでは?」という仮説の証拠を探す旅でした。①笠島集落に残る黒い屋根の能登瓦、②笠島・多聞寺様に残る能登絵師らしい涅槃図、③えご、もずくを食べる海藻食文化。一口に能登と言っても、七尾湾側の内海輪島・珠洲側の外海とでは、海の様子も漁師さんの漁法も全く異なりました。輪島側の海は、佐渡の外海府や柏崎・笠島によく似た風景です。いわゆる日本海の荒海が寄せる気候の中で生まれた人々の生活文化です。陸路が不便なため江戸時代やそれ以前、船で往来していました。鎌倉時代から既に集落の起源があるとのこと。おそらく、能登・輪島・珠洲も柏崎・笠島も往来の船人が寄港した場所だったのでしょう。そもそも海藻を食べる習慣は、あるいはそれを調理する方法は、口伝で広がったのでしょう。岩礁地帯のない砂浜では、海藻は全く育たないですから。
 写真は、ご存じ「輪島・千枚田」。この風景も笠島では昭和40年代頃までは残っていました。ここで「海藻そば」をいただきました。具材にワカメと石モズクが入っていました。しかし、輪島の石モズクと笠島・岩モゾクは全く違う種類でした。まだまだ海藻の世界は奥が深いです。能登は、また、折を見て訪ねましょう。
b0067795_03342622.jpg

by kurosakiH | 2019-06-02 03:43 | 従業員研修会 | Comments(0)