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企画展「北前船で運ばれた器」その7  紀州塗 椀

 いよいよ明日11日(金)から「蔵ギャラリーMoku」では、新春企画展「北前船で運ばれた器」が始まります。10:00~16:00です。積雪は全くありませんので、ご心配なく。同日より「海辺のキッチン倶楽部もく」も営業を始めます。本年もよろしくご愛顧くださいますようお願いいたします。営業は金土日曜です。なお、12日(土)は10:00~12:00までの営業で、午後からは町内行事のため、閉店します。
 企画展のご紹介の第7弾は、「紀州塗の椀」です。紀州(和歌山県)は、輪島塗(石川県)と並ぶ日本三大漆器産地だそうです。知りませんでした。明治45年4月と箱書きがあります。明治45年は7月に明治天皇が崩御され、大正に改元された年です。3か月ほどの短い間の箱書きですね。細い線の文様が現代にも通じるデザインですね。今年も改元の年で、単なる偶然です。

【PS】本日(12日)ご来場のお客様から「明治45年ではなく35年ではないか?」とご指摘いただきました。よく見ると上下2本の横棒と3本の縦棒で書かれています。これは「Ⅲ」ですね。下の「四月」とも違いますね。ご指摘ありがとうざいました。中央の「吸物椀」も「Ⅱ人」(20人)と書かれていますものね。改元年とは違いましたね。

【PSその2】私が「吸物椀にしては浅くて広い」と疑問に思っていたら、地元の長老さんから「笠島は漁師町なので、昔はお皿のように広口の器に魚の切り身をそのまま入れて吸い物にしていた」との貴重なお話。それで当時の黒崎三郎右衛門は、これを「吸物椀」と書いたのだと思います。これもお客様との会話から生まれた楽しい発見ですね。
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by kurosakiH | 2019-01-10 17:44 | 蔵ギャラリーMoku | Comments(0)