2019年 01月 20日
企画展「北前船で運ばれた器」その16 瓔珞(ようらく)文様
今日も本当に大勢のお客様にご来店いただき、忙しい一日でした。昨日の新潟日報様に記事を掲載していただき、「場所も連絡先も書いてない!」(ごめんなさい)とお客様からお叱りを受けながらも、皆さんようやくたどり着いて、ご観覧いただきました。遠路、本当にありがとうございます。蔵ギャラリーMokuの営業は金土日なので、次回は1月25日(金)10:00~16:00の営業となります。
さて、大勢のお客様がお見えになると、骨董に大変お詳しい方もいらっしゃって、ベロ藍の大鉢を手にとられて、「これはヨウラク文だね」と鑑定されました。(私)「ヨウラク?どんな字を書くのですか?」、(詳しい方)「うーむ、難しい字だ」、(私)「じゃあ、スマホで調べます」という展開になり、下写真の文様が瓔珞(ようらく)文だということがわかりました。ギャラリーは授業料無料で専門的な事柄を教えていただけるのが特権ですね。
(注)瓔珞(ようらく)は、もともとインドの上流階級の人々が身につけた装飾品で、珠玉や貴金属を編んで頭や首や胸にかける装身具。要するにアクセサリーですね。観音様もネックレスのように首にかけていますね。あぁ、あれですよ。
by kurosakiH
| 2019-01-20 17:21
| 上(かみ)の蔵・再生への道