国風展を夢見る

この時期、毎年、日本最高の盆栽の展覧会である国風盆栽展が、東京で開かれます。残念ながら、私はまだ一度も行ったことがありません。仕事で年に何度か上京することもあるのですが、いつも開催期間の前後にずれてしまします。
 いつか行ってみたい、と思っているのですが。田舎にいると、なかなか本物?の盆栽を見ることができません。長野県小布施町の「大観」や、東京の「高木盆栽美術館」など、何度か訪れたことがあるのですが、身震いするくらいすばらしいですね。まだ、「鉢植え」くらいでしかない自分の盆栽をつくづく眺めながら、あの樹齢には絶対に追いつけないなぁ・・とため息。
 ムラサキシキブは、わりと木の肌が荒れるので、時代がのりやすいと感じていますが、皆さんいかがでしょうか。将来の成長?を楽しみb0067795_6105299.jpgながら育てるのも、盆栽の面白みだと思っています。
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# by kurosakih | 2003-02-12 06:09 | 紫式部日記 | Trackback | Comments(0)

杉と男は・・・

新潟(おそらく新潟市のこと)では、「杉と男は育たない。」という諺があります。
私は、昨春まで15年新潟市に住んでいました。この諺のいわれは朝日新聞に詳しいので(http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?c=5&kiji=239)そちらに譲るとして、砂質の土壌が杉を育ちにくくしているとのこと。海岸部は当然ですが砂地で、黒松にとっては生育環境の良い所ですが、確かに杉は見たことがありません。潮風にも弱いのでしょうか。しかし、山間部に入ると、どこもかしこも杉林になっています。戦前、戦後の杉の植林政策があったためでしょう。
 私も長女が生まれた年に、杉200本を荒田に植林しました。10年目くらいまでは夏と秋の2回草刈をします。そこまで頑張れば、草丈に負けないりっぱな木になります。今は冬場の枝打ち作業がメインです。今では成長の早いものは、10m以上にもなっています。杉と娘は育ちます。b0067795_69379.jpg
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# by kurosakih | 2003-02-05 06:06 | 柏崎の里山日記 | Trackback | Comments(0)

冬の日本海

「海は荒海、向こうは佐渡よ・・」北原白秋の「砂山」にも歌われた日本海。
すっかり大時化のイメージが定着してしまっています。冬以外は、さほど荒れることのない穏やかな海なんですが。
 昨日から大変な大嵐。2月の上旬までが1年中で一番厳しい季節です。この嵐はかつてN号を沈没させて、大量の油が海岸に打ち上げられたこともありました。それも多くのボランティアの皆さんの努力で、すっかりきれいな海に戻りました。
 この季節風は人為的な盆栽に大敵です。(最も盆栽は全て人が作るものですが)枝も折れ幹も曲がります。思ったようには育ちません。
 でも、自然樹の魅力的な樹形を作り出すのは、まぎれもなくこの季節風です。雪が積もり、風に煽られ、長い年月を経て決して人為的には作れない数々の個性的な樹形を作ってくれます。
 季節風は、私の身近で大切な盆栽の先生です。b0067795_6535.jpg
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# by kurosakih | 2003-01-29 06:02 | 柏崎の里山日記 | Trackback | Comments(0)

自然樹に学ぶ

トップページに「自然樹に学ぶ盆栽樹形」を連載しています。先日、関西の方から「興味をもって楽しく拝見しました。」とのお便りをいただき、ありがとうございました。新潟の冬は、寒々としてつまらないのですが、通勤途中の車窓から周囲の里山を眺めていると、毎日見ている木々も、大変ユニークな形をしていることに気づきました。(いずれも我が家から車で15分以内にある木ばかりですと言ったら、驚かれるでしょうか・・・)
 木々が葉をすっかり落とすこの時期は、その枝ぶりをじっくりと眺めることができます。盆栽としては「箒立ち」で有名な欅も、柏崎は風の強い海岸に近いので「箒形」になりません。みんな頭を押さえつけられたような形をしています。片枝に伸びている木々もあります。
 私は、いつから松柏のようなモミジを作ったり、「盆栽らしい盆栽」を作ってしまったのかな。反省を込めて、このシリーズを続けたいと思います。
 どうぞお楽しみに!b0067795_613927.jpg
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# by kurosakih | 2003-01-22 05:59 | 柏崎の里山日記 | Trackback | Comments(0)