花は越後のユキツバキ

 新潟県の木は?「雪椿」です。というところまでは、かなりの方が知識としてご存知でしょう。では「里山で雪椿を探してみましょう」と質問されたら、皆さん自信の程はいかがでしょう?
柏崎は海岸部なので大部分が藪椿です。「雪椿は園芸店にしかない」と思われる方も多いのでは?椿は普段から目にしていますが、藪椿と雪椿を区別している人は少ないかも知れません。
 藪椿の葉は丸くて固く「手の甲」の様に反りますが、雪椿は細長く薄くて柔らかく「手の平」のように反ります。
 花が咲くと藪椿のオシベの花糸は白色ですが、雪椿は全体が黄色になります。
 写真は近くの里山で見つけた雪椿です。かく言う私も、この花が赤色ではなく、鮮やかな桃色だったので気づいただけです。
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# by kurosakih | 2006-03-18 21:03 | 越後椿 | Trackback | Comments(0)

早春のもみじ狩り

またしても春の大雪で一夜にして雪景色に逆戻りしました。それでも着実に春は近づいていて、山もみじの芽も赤味がさしてきました。この季節は、挿し木の適期でもあります。近くの里山を散策し「もみじ狩り?」を楽しんできました。収穫した山もみじの枝は、そのままでも盆栽にできる即戦力素材です。ただし、当然ながら根がありません。そこで挿し木にします。鹿沼土に挿した後、右下写真のように袋掛けをします。春先は乾燥しやすいのでこの時期の挿し木には必須事項です。枯れずに夏を迎えれば根付いた証拠です。それを見守るのも盆栽の楽しみです。
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# by kurosakih | 2006-03-04 20:59 | 柏崎の里山日記 | Trackback | Comments(0)

雪どけ

急に暖かな日が続くようになりました。今冬は各地で豪雪のため、多くの被害が出ています。被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
 左写真は雪で崖が崩れた所です。崖崩れと共に木々も崩れます。
盆栽樹形で、崖の上に根を張る姿を懸崖(けんがい)といいます。これが落ちてきます。右写真は崩れた崖から掘り出した藪椿です。ご覧下さい。マニアックな話ですが、幹模様の曲線に風情を感じられるすばらしい素材です。どこにもありそうで、これだけの樹はめったに見ることはありません。災害は、時にうれしいプレゼントを届けてくれます。
 この椿には、雪のような白花を接木したいと思っています。

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# by kurosakih | 2006-02-15 20:54 | 越後椿 | Trackback | Comments(0)

春よ、来い!

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先週の青空とは、うって変わって真冬の大雪。盆栽のムラサキシキブは、秋までに数十cmも伸びた枝を、春の芽吹きまでに短く剪定します。この作業時期に気を使います。12月頃に一気に切り詰めると、特有の中空の枝は、冬の季節風によって枝の切り口が乾燥して、ひどいと枝自体が枯れてしまいます。2月頃まで切らずにいると、今度は突然の大雪の重みで枝折れしてしまいます。どちらも避けるために、まず12月頃に雪折れしない程度に5~10cmくらい長めに剪定します。その後、3月になって雪の心配が無くなってから、丁度良い長さに剪定し直します。こうして雪折れしない枝を作って冬を越します。それにしても今年の豪雪。いつまで続くのでしょうか。
 「春よ、来い!」
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# by kurosakih | 2006-02-05 20:51 | 紫式部日記 | Trackback | Comments(0)