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2006年・がまずみ

第3弾は、「がまずみ」です。写真左は3年前の4月の葉姿。写真右は、現在の冬姿(表裏が逆です)。よく見るとわかるのですが、当初の姿は、中段の太いところから下だけの、全く枝のない棒切れ状態でした。今年で10年ほどたちます。育てた経験のある方はご存知でしょうが、枝作りの難しい樹です。ムラサキシキブと同じく、枝は、なかなかできません。これらは中空の枝(枝の真ん中に空洞がある)の特徴で、剪定すると切り口に穴が開くので、そこから水が入り、枝枯れを起こします。小枝は、ほとんど枯れると言っていいでしょう。つまり、春から秋のうちに太いしっかりとした、ずんぐりとした枝を作っておく必要があります。モミジのような可憐な枝にすると、よほどの冬季保護をしない限り、春までみんな枯れてしまいます。この時期、剪定は全くできません。徒長枝のみ、雪折れしない程度に長めに剪定し、春先の新芽が吹く前に、再度、適切な長さに剪定し直します。2回剪定が必要です。盆栽の教科書には、なかなか書いてありません。
これからも、気長に枝作りが楽しめる樹です。
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by kurosakih | 2006-12-10 14:22 | がまずみ | Trackback | Comments(5)