ヨロンゴ(榎)と北国街道

柏崎の国道8号沿いに北国街道があります。1604年に徳川幕府が東海道など主要な街道に一里塚を造らせ、「松ないし榎を植え見易からしめ」旅人の便宜を図ったといいます。北国街道は、佐渡の金を出雲崎の港に陸揚げし、そこから陸路、江戸へ向かう、いわば「金の道」だったことから、この時期に一里塚が整備されました。一里塚が現存すれば、樹齢400年の榎と出会える可能性がありますね。
 その後、高田城の松平の殿様が風除けに植えることを勧められたとのことで、海岸線の家々には、季節風から守る榎が残っています。柏崎の人たちにヨロンゴと呼ばれ親しまれる榎は、
それだけ身近な木だったからでしょう。
 さて、そんな思いで北国街道を歩くと、街道脇にも榎が植えられているのに気づきます。榎は成長が早く枝が細かいので風除けに適しています。
 また、夏には木陰を作ってくれ、さらに蝶が産卵に寄り、実を食べに小鳥が集まるので、当時の旅人には、この上ない癒しの街路樹だったことでしょう。
 今は、街路樹といえば、どこもケヤキが主流になったのは、車社会の影響でしょうか、建設省の考えでしょうか。
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by kurosakih | 2004-03-24 06:51 | 北国街道・笠島の歴史 | Trackback | Comments(0)